
2023.11.18.sat.渋谷Harlem開催JAZZFUNK BOXオーガナイザーNatsumi×ゲストライブアクトReichi特別対談
昨年2022年11月に初開催となったJAZZFUNK BOX。出演するダンサーは全員JAZZFUNKというダンスジャンルに限定され、初年度から話題となりイベント当日は大盛況! 第二回目となる今年は、GUEST LIVEが新たなコンテンツとして加わった。今回GUEST LIVEとして出演する、Z世代のダンサーからも人気があるフィメールラッパーReichiとイベントオーガナイザーのNatsumiの対談が実現。Reichiが楽曲に詰め込んだ思いなどを語ってもらった。
Natsumi:Reichiさんがラップを始めたきっかけを教えてください。
Reichi:元々私は、キックボクシングや格闘技をやっていたのですが、通っていた大阪の道場で、レゲエがめっちゃかかってて、それからHIPHOPも聴くようになりました。同い年の子が「俺フリースタイルやってんで」って自分でマイクを持ってたのが、「え!やばいやん!」ってなって、友達のフリースタイルを見に行った影響で自分もそこから始めましたね。
Natsumi:元々、歌ってたりはしてたんですか?
Reichi:いやいや!歌、上手くないし、自分がプレイヤーになるとは思ってなかったです。
Natsumi:現在は歌詞とかも書いてるじゃないですか? それもその当時はまだやっていなかったんですか?
Reichi:そうですね。自分がラップを始めようと思ったとき、こんなん出来るんや! じゃあ自分も始めてみようという感じで始めました。
Natsumi:そうなんですね。
Reichi:かっこいいと思ったらそこに向かって練習しなきゃいけないですけど、かっこいいものを知ってると自分でアウトプット出来るようになってく。かっこいいものを見たら、あ!これを取り入れてみたいなって思うところがダンスと似てるかもしれないです。
Natsumi:確かに!似てますね。ダンスも最初ステージで憧れるダンサーさんを見つけてそこから、その方のレッスンに行ったり近くで学ぶ。自分で振付を作る時に、その人の要素や学んできたことが入ってくるから、そのかっこいいものをアウトプットするというものは似てますね。
踊っている時に 無敵感!みたいな気持ちが出る。ライブは、超盛り上がる (Natsumi)
Natsumi:現在11月18日開催のJUZZFUNK BOXでReichiさんのライブステージに出演するバックダンサーのオーディションを開催しています。二次審査の対面審査では、Reichiさんの楽曲「UCHIRA」を課題曲として、私の振り付けをオーディションの参加者に覚えてもらって審査するのですが、改めて、「UCHIRA」という楽曲はReichiさんにとって、どんな曲なのか教えていただけますか?
Reichi:スタンスの話になるんですけど、自分が最初どういう時に音楽を聴いていくかといったら、スイッチを入れたい時に聴く。走りたい時、何かしたい時、家の掃除をしたい時に音楽を聴いてのせてもらうというイメージ。「UCHIRA」では、みんなにとってスイッチを入れる曲になったらいいなと思います。あともう一個伝えたいのは、出来るっていうこと。否定的に言われることもあるし自分で思うこともあるけど、続けてたらなんでも出来るっていうじゃないですか。出来るっていうメッセージはめっちゃ単純なことやけど、それって深いから出来るっていうことを伝えられる曲になれたらいいなと思って作りました。
Natsumi:「UCHIRA」の楽曲を私も、レッスンで使わせていただいたりしてるんですけど、そのスイッチが入るっていうのが今しっくりきました! 踊っている時に 無敵感!みたいな気持ちが出る。ライブは、超盛り上がると思います。
Reichi:逆に私が、アウトプットした楽曲対して、ダンサーが踊ってくれたら、こんな風にこの曲を捉えてんねや。ここはこうゆっくりにして、ちょっとセクシーに魅せるとか歌詞から拾って、ここは怒っているから怒りみたいな(笑)表現を言葉じゃないものでくれるのが自分にとってインプットになってますね。すごい楽しみです。
Natsumi:楽曲を作成する時に絶対これだけは譲れないとか、意識してること、大切にしていることはありますか?
Reichi:「UCHIRA」と同じように、絶対出来るって思って音楽を作りたい。みんなのギアを回したいっていうのはどの音楽にも反映されているかな。あと、これは日常的にもそうですけど遊び心があるってすごい大事やなと思っていて、その真正面に勉強で100点取れるっていうことではなくて、完璧じゃなくていいけど、ここはなんか違う色にしようとか、ここはちょっと笑わせるリリックを入れるけど早口だったらなんも分らへん、後で見て面白くない?とか。自分はそういう遊び心があるものが好きですね。
Natsumi:今までの人生で影響を受けた人物はいますか?
Reichi:音楽でいうと、SHINGO★西成さん。人生の場面場面で救われている。辛すぎてスイッチを切り替えられへんみたいな瞬間も、この気持ちを消化したいけどそれを音楽で聴きたいみたいな時も、すごい聴きました。スタイルとか全然違うと思うんですけど、バイブスが自分の中に残っている気がしますね。すごく人間味がある音楽ですね。
Natsumi:音楽以外で、影響を受けた人はいますか?
Reichi:影響受けたとはまた違うかもしれないんでけど一個上にお兄ちゃんがいて、幼稚園や小学校の時とか、お兄ちゃんのドッヂボールについて行くとか。やっていることに対してついて行くみたいなのをやっていて。当時はバイブスを学んでたというか(笑)。「お前の妹は入ってくるな」って言われるんですけど、このドッヂボールに入れてもらうためにはとか、自分の中で絶対その場におれるように頑張ろうみたいな気持ちで。違う意味で自分の中で、その時は戦ってました(笑)。
Natsumi:今の話を聞いててすごい負けん気が強いというか、負けず嫌いな感じがするなって思ったんですけど、普段こんな性格だよとかありますか?
Reichi:そうですね。根っから負けず嫌いはあるっちゃあるんですけど、ドロっとした負けず嫌いっていうよりは、ポジティブな負けず嫌いというか。ここで一本いけたら自分アツい!みたいな、かっこいい!みたいなポジティブの評価の意味で負けず嫌いやし、あと一歩あと一歩みたいなものの行動の、その瞬間が多分好きなんやろうなっていう。
Natsumi:そういうなんかポジティブで行くぜ!みたいな、ついてこい!みたいな感じが、楽曲にも繋がっているなってすごい感じました。
いけ好かないのは当然 それでもひれ伏さないGirl Anthem (Reichi)
Natsumi:私はJAZZFUNK BOXを今回Reichiさんの力を借りて盛り上げて、長年続くイベントにしていきたいっていう将来の目標があるんですが、今後の予定だったりReichiさんの中でこれはやりたいっていう夢とかあったら教えてください。
Reichi:今年の活動で言ったら、絶対アルバムを出したい。どのタイミングになるか分らないですけど、それが今一番自分の人生の軸として動いていることな気がしますね。
Natsumi:7月11日に新曲「AKANE」をリリースされましたね。
Reichi:この曲もやっぱ「UCHIRA」とか同様に、スイッチを入れて欲しい曲。新曲「AKANE」を作ったプロデューサーがTAKA PERRYっていうオーストラリア人で日本に来て一緒に作ったんです。初め「AGARE」っていうのをタイトルにしようと思ってたんです。レコーディングで、外側にも音を重ねる時に、声も一個じゃなくて、後ろで叫んでるの入れよみたいな時に、ちょっと聞こえるか分からんけど”あかね”って言ってみるわって。そしたらTAKA PERRYが、「AKANE」っていいんじゃないってなって。そういう目線って新しいじゃないですか。そういう遊び心、普通に好きだから曲のタイトルは「AKANE」になりました。
Natsumi:歌詞だったり楽曲に込めた思いは、ありますか?
Reichi:「AKANE」の一番初めのフレーズとして、いけ好かないのは当然 それでもひれ伏さないGirl Anthemって言ってて。自分がやろうって思ってやってる時ってなんか、人からしたら意気込んでんなとか、なんか素直に応援されへんこと多いなと思って。なんか目立とうとしてなくていいやんっていう。その人が持っているイケイケのマインドを目覚めろ!という風に作った曲です。
Natsumi:新曲「AKANE」もJAZZFUNK BOXでのステージでパフォーマンスが決定したので、みなさんも是非楽しみにしていてください。ライブステージに出るためにバックダンサーオーディションを頑張っているダンサーがいるのでその方々に向けてメッセージをお願いします。
Reichi:ダンサーオーディション受けてくださった皆様ありがとうございます。一応タグ付けしてくれた動画は全部見させていただいています。個々の想いとか私はこういう特技があるからそれを活かしたダンスになっていたりとか、ジャンルも違う。でも、違うジャンルのものでも通ずるものってあるじゃないですか。その真理を自分の中では大事にしたいから、是非忘れられないステージになるように皆さんステージで会いましょう。宜しくお願いします。
Natsumi:ライブステージ、パフィーマンスを楽しみにしているお客様に一言お願いいたします。
Reichi:見に来てくださる皆さんは、周りが騒いでないからちょっと騒ぎづらいなとかなしで、観客やけどめっちゃ踊りたくなってきたらガンガン踊ってくれていいし、自分が思ったように動いてください。私もみんなに負けないように思いっきり当日楽しみます。
Natsumi:ReichiさんとJAZZFUNKっていう結構面白いコラボがあるように同じシーンじゃないけど、通ずるものがあると思う。楽しくて新しいステージになると思うので、皆さん楽しみにしていてください。
今回のインタビュー動画バージョンはこちら↓↓
Reichi LIVE BACK DANCER AUDITION開催中!
一次Instagramダンス動画投稿審査
応募期間 7/31(月)23:59まで
<応募方法>
Instagram @jazzfunkbox をフォロー
自身のダンス動画をInstagramアカウントへ投稿
必ず、@jazzfunkbox をタグづけし、#JAZZFUNKBOX #レイチバックダンサーオーディション 2種のハッシュタグをつけてフィードに投稿
・投稿は1人何度でもOK
・年齢制限なし、プロアマ問わず応募可能
・楽曲、振り付けに指定はなし。(レッスン動画やコンテスト動画などもOK )
・踊っている場所に指定なし(ただし応募者が特定できるように)
・動画の分数も指定なし。
・鍵アカウントは鍵を外してからご応募ください。
・ダンスジャンルは不問
☆一次審査通過者は8/6までにJAZZFUNK BOX公式Instagram(@jazzfunkbox )からDMさせて頂きます。
二次WS型オーディション審査
日時: 8月19日(土)
場所: 都内スタジオ
参加費: ¥5,000
☆詳細は一次審査通過者のみに連絡
合格者リハーサル日程 予定
9/30(土)18:00~21:00 @都内スタジオ
10/7(土)18:00~21:00 @都内スタジオ
10/14(土)18:00~21:00 @都内スタジオ
10/21(土)18:00~21:00 @都内スタジオ
10/28(土)18:00~21:00 @都内スタジオ
11/4(土)18:00~21:00 @都内スタジオ
※リハーサル日程は変動する場合もございます。
☆合格者は参加費として チケットノルマ3枚分(¥10,500)衣装代別途がかかります。
また今回はギャランティや交通費の支給などはありませんのでご了承ください。
【イベント概要】
イベント名『JAZZFUNK BOXvol.2』
日時: 11/18(土) OPEN15:00 CROSE20:00 予定
場所: 渋谷HARLEM

Reichi Profile
2016年にラップを始め、高校卒業直前の2018年にエイベックスよりメジャーデビュー。
2020年にリリースしたミニアルバム”TWEWPTY”に収録された曲が、総再生数800万再生を記録。自身の経験から得た歌詞やこれからの可能性を発揮した一枚となってる。
2021年にリリースしたシングル”NOKINAMI”はTIKTOKで話題となり、2022年からインディペンデントアーティストとして、Reichiの第二章がスタートする。
Reichi Instagram
https://www.instagram.com/reichi0118/
【New Release Information】

2023.07.11 デジタルリリース
Reichi
「AKANE」
https://linkco.re/VBHPxA3d?lang=ja

Natsumi Profile
JAZZFUNK BOXオーガナイザー / ダンスチームアンバサダー所属
6歳からダンスを学び現在JAZZ FUNKを中心に、インストラクター、コレオグラファーとして活躍中。2022年日本初となるJAZZ FUNKダンスイベントを成功させる。ダンスチーム『アンバサダー』としても活動中。
Natsumi Instagram
https://www.instagram.com/natsumi_ambsder/
この記事へのコメントはありません。