「クローバー甲子園vol.8」30DIVISION優勝!大阪府立柴島高等学校ダンス部にインタビュー!

関西発の高校生ダンス部の大会・クローバー甲子園も今年で8年目を迎えた。2023年8月11日真夏の青空が広がる大阪経済法科大学花岡キャンパスで行われたクローバー甲子園30DIVISIONでグランプリに輝いた大阪府立柴島高等学校ダンス部K-jackのフロアリーダー西内さんがインタビューに答えてくれました!

Q、クローバー甲子園vol.8 30DIVISIONグランプリおめでとうございます。率直な感想コメントをお願いします。

西内
まずはこのメンバーで初めてクローバー甲子園に出させて頂いたことに感謝しています。また、強豪校がいる中、30DIVISIONのトップバッターで不安も少しあったのですが、グランプリを頂けて、凄く嬉しいです!

Q、今回優勝を獲得した作品ですが、どのようなダンスパフォーマンスであったのか、作品の解説してもらえいますか?

西内
今回の作品は「英雄」というテーマで、「今まで沢山しんどいことを乗り越えて来た今の私たちの姿を一人一人が主役とし輝く」という意味を込めた作品です!ユニゾン部分以外にも技やフリーなどで個人の色を出せる作品です!

優勝した柴島高等学校ダンス部K-jackのダンスパフォーマンス

Q、ダンスで使用した楽曲Houston「I Like That」の選曲理由を教えてください。

西内
「I Like That」はコーチの方が選曲して下さり、“自分が好き”“自分が主役である”という意味を込めて選曲して下さいました。

Q、今回の衣装に関して、どのようなイメージで衣装を決めたのかを教えてもらえますか?

西内
衣装もコーチの方が衣装のベースを決めて下さったのですが、ラインストーンをつけてキラキラを見せたり、上の服の切り方と背中の紐はそれぞれなのですが、これは個性が見えるようにあえて自由な形にしています。また、統一感を出す為、色味は同じにしています!

Q、柴島高等学校は、どのような学校なのか学校紹介をお願いします。

西内
柴島高等学校は、多様性を大切にしています。一人一人の考え方や生き方が違って当たり前であり、それを分かり合える学校です。アミティエ生という特別支援学級がありますが、その子達とも普段通りに過ごせるように、交流をする機会も沢山設けられています。また、他の学校とは違う柴島高等学校の良いところは秋休みがあるところと校舎や施設がしっかり完備されているところです!

Q、部員が1年生 26人、2年生21人、3年生30人、計77人で活動しているそうですが、今大会のメンバー構成はどのように決まったのですか?

西内
大会メンバーは選抜で選出され、メンバーが決まります。今回は6月1日に夏のメンバーを決める選抜があり30の部33人、15の部12人とメンバーが決まりました。いつもコーチの方と顧問の先生が見て下さり選出して下さいます!

Q、柴島高等学校ダンス部K-jackは、どのようなダンス部なのか部活動紹介をお願いします。

西内
K-jackは「応援されるチームに」をモットーにしています。これは、ダンス以外の私生活の面をしっかりするということや挨拶や常識的なところを大切に一人一人が意識するという意味を持っています。K-jackのダンスは揃っているHIPHOPです!また、部活内は明るく学年によって個性が違い楽しいです!普通の高校生には味わえない、しんどさやそれとは逆に楽しさが味わえます!

Q、フロアリーダーの役割を教えてください。

西内
フロアリーダーは踊りを中心にみる役割です。大会作品の踊りを合わせる事や普段の練習で前に立ち、メニューを組んだり、指示やアドバイスをしています。みんながスキルアップできるように踊りをしっかり見て、個人的にアドバイスをしたりしています。

Q、大会に向けて、辛かった・大変だったことなどの思い出を教えてもらえますか?

西内
私は人に怒れない性格でしたが、大会で結果を残す為に練習内容を詰めたり、みんなに厳しく怒ったりした事が辛かったです。また、みんなの気持ちが落ちたりすると踊りにすごく出るので、モチベーションの維持や向上をする為にミーティングを何度もしました。人数が33人である為、ユニゾン部分を揃える事が大変で何度も何度も揃うまで踊り続けました。

Q、逆に、嬉しかった・楽しかったことなどの思い出を教えて頂けますか?

西内
みんなと練習する時間がどんな時も楽しいです!このクローバー甲子園でグランプリを取れた時の瞬間や、予選でいい順位で通過できたこと、全国の舞台にみんなで立てたことが嬉しかったし、楽しかったです!追い込み練習でしんどい時にみんなと声を出して踊る瞬間も凄く楽しいです!

Q、ダンスは何歳から、どんなダンスジャンルを始めたのですか?

西内
ダンスは小学校1年生から、JAZZを2年間習い始め、JAZZ HIPHOPを少しとHIPHOP 10年間しています!

Q、学校やダンス部で流行っていることを教えてください。

西内
TikTokで「ホン博士を知っていますか?」という音源で撮ることが流行りだと思います!

Q、夢はなんですか?

西内
お金を貯めて親孝行をして、これからもずっとダンスを踊り続け、自由に生きる事とこれから出会う人とも笑って楽しく生きる事です!

近年の高校ダンス部では、HIPHOPダンスを主体として大会に望む高校はそこまで多くない。HIPHOPカルチャー自体、個性やオリジナリティーが大事で大人数で踊るには、ユニゾンや構成を着目する傾向にある高校ダンス部大会には難しいのかもしれない。しかし、柴島高等学校ダンス部K-jackは、HIPHOPダンスのかっこよさと楽しさ、そして高校生らしさも感じ取れる素晴らしいダンスで優勝を勝ち取った。たくさんの仲間とこれからも夢を掴むために楽しく邁進してほしい。

クローバー甲子園公式サイト
https://clo-k.com/

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