世界で活躍するダンサーCHIKAのNEWダンスビデオ公開記念!独占インタビュー!
先日公開されたダンサーCHIKAの新たなダンスビデオの公開を記念して、インタビューを行った。常に貪欲に、国内外問わずさまざまなシーンで挑戦を続け、日々スタイルを更新させ進化するCHIKA。今回はジャジーな大人っぽいダンスビデオが完成した。そのビデオを作る過程での振付の仕方や今のスタイルを確立させた経験エピソードなどを語ってもらった。
–自己紹介と現在のダンス活動について
ダンサーのCHIKAです。JAZZダンスを主に踊っています。
今の活動としてはインストラクターをやりつつ、ダンスコンテストのジャッジ、ワークショップで地方に呼んでいただくこともあります。他にもソロショーやDooscyとQueen Shadowというチームをやってるんですけど、そのチームでのショーだったり、作品、ナンバー出展などでコレオグラフをしたりすることが多いです。あとキッズダンスコンテストに出るキッズチームをプロデュースしてます。
–自分のスタイルを確立するために
自分に舞い込んできたチャンスは、ちょっと自分らしくないなぁと思ってもまずやる。直感でやれって言われているような気がしたら、ちょっと苦しくてもやるっていうのをずっと続けてきた感じはありますね。それが、自分のスタイルを変化し続けることに今となっては繋がったのかなぁと思っていて、変に自分らしさっていうのを固めないようにはしていて、常に柔軟に動けるように意識していました。自分らしさに関して、あまり執着を持ちすぎないことが、今のスタイルを作り上げたのかなと思ってます。
–今回撮影したビデオのイメージ、選択した楽曲の理由
イメージは“バーに一人で飲みに来た女性“。このイメージが一番最初に浮かんだので、そこから楽曲を選ばせてもらいました。私は歌があった方が自分を表現できるなぁと思ったので、歌声に乗せて、自分の美しさだったりとか女性らしさだったり、ちょっとフォーマルな感じをダンスで表現しようと思いました。
–ソロダンスビデオで振付を作る時に意識していること
ちょっと大振りにするというか、あまり細々しすぎずに、映像映えするような大きい動きだったりを入れることですね。派手な動き、ターンだったりフロアにいったり、っていうのを入れること。今回だったらジャケットをこう一番最初からパーンってはたいたりとか、そういう大きいアクションをちょっとずつ挟むっていうことを意識してて。後はテーマから逸れすぎないということを、今回は意識して振りは作りました。
–映像・作品・振付作りをする際に、インスピレーションを受けるもの
まず一個だけ何か降りてくるものがあれば、そこから作っていきます。例えば衣装。今回だったらスーツで踊りたいとか、こういう場所でやりたいとか、こういう曲で踊りたいとか。他にも大人数で魅せたいとか、そういう一個だけアイデアがあれば、そこからどんどん木の枝のように広げて作っていきますね。最初のアイデアからちょっとずつ探っていくような感じでやってて。その第一歩目のアイデアっていうのは、ほんと自分の今ハマってるものだったりとか、最近見た映画だったりとか、その直近の出来事に左右されることが多いですね。嫌なことがあった時にハッピーなネタはできないので、逆も然りで。なので本当、直近の自分の出来事とかライフスタイルに影響されることが多いです。
–普段聴いている音楽
踊らないってなれば、ずっとピアノとか、ずっとバイオリンとか、なんかそういうものが好きなんだと思うんですよね。ちょっとこう、あまりガシャガシャしてない曲。でも、やっぱり自分が踊る時ってなったら、コンセプトだったり、作品のテーマだったりに沿って聴くものを変える時もあります。例えば、自分が表現したいもの、今回だったらジャジーな感じ、っていうイメージはあるけどなんかピンとくる曲がないってなったら、あえて意識的にこうジャズっぽい曲をずっと聴いてたりはしますね。あまり自分は心地よくはないけど、聴いてて何かアイデアが降りてくるかもしれないし、その関連で曲をずっと聴いてたら、いつか自分がこれだって思える曲に出会えるかもしれないっていう、計算して曲を聴いてしまうことも多いです。でも本当に自分が何もしたくない時は、本当にゆったりな曲聴いてたりしますよ。沈んでる時は、もっとハッピーになりたいって思ったらハッピーな曲を意識的に流したりとか、なんかまちまちですね。
–海外から受けた影響
一番大きいのは多分、成人式が終わった次の日にアメリカのL.A.に一か月一人で行ったとき。そこで結構バチって表現の仕方が変わったなっていう感覚がありました。それまで結構シャイというか、ダンススタイル的に派手なんですけど、自分で目立ちに行くようなことはあんまりしなかったんです。でも日本とアメリカだと皆さんが知ってるようにカルチャーが全然違くって、表現をする強さとかっていうものもかなり違うので、そこで周りを気にしないアメリカ人のダンススタイルだったり、内側からにじみ出てるのを見て、ちょっと解放されたというか。表現が自由になったなぁっていうのはあります。あとは、中国に行ったことで、もっと自分本位でいいなって気づいた部分があります。生活にしてもダンスにしても、自分の思ったことを言うっていうシンプルなことだったりが、あまり私は今までできてなかったし、周りがどう思うかっていう、ところも気にしてしまって自分の表現を抑える場合もあったので。でも、クリエイティブなダンサーっていう枠でいるなら、別にそこは気にしなくていいんじゃないかなっていう。愛があればなんでもこう好きに、好き放題言ったりやったりしていいんじゃないかなっていうのに気づきましたね、海外に出て。私が行ったことない国もたくさんあるので、まだ全然そういう面で気づきが無いなって思ってます。だからこそ、もっといろんな国に行って、そういう気づきをもっと探したいなと思ってるところです。
–今後海外に行く予定
1,2週間後にテレビの撮影で中国に行きますね。でもこれ海外あるあるで、内容があんまりわかってないんです。何を踊るかもまだ全然わかってないし、行ってからその場で汲み取るスタイル。ディレクターと話して、話し合いから色々なことが決まることが多いので、細かくはまだ話せないというかわからないというか。とりあえず、行く日も決まってないんです。どれくらい行くかも未定です。
–今後挑戦していきたいこと、ビジョン
そうですね、今後は枠にとらわれないダンス活動をしたいです。ジャンルも国もそうだし、日本人だからっていうそのカテゴリーとか、JAZZを教えてるから、ナンバーをたくさん作ってきたからっていうそのカテゴリーを無くして、本当に自分が興味わいたことを恐れずやっていきたいなぁって思っているところ。なんかそういう意味では明確にこう夢というか、最終目標みたいなことをあまり決めないでおきたいなって今は思っています。次のステップがわかれば、それをどんどん踏んでいけば楽しいんじゃないかなっていう感じですね!
世界で活躍するCHIKAだが、貪欲に吸収し続ける姿勢にまだまだ今後のステップアップへの期待が止まらない。枠に囚われず唯一無二のダンサーとして今後も国内外関わらず活躍していく姿を要チェックだ。
今回インタビューした時のフル映像はこちら↓↓
CHIKAダンス動画もコチラからチェック↓↓
CHIKA Profile
所属チーム・クルー:Dooscy , FILA DANCE CREW
国内外で数々の大会やメディアに実績を残す人気カリスマダンサー。
“歩くダイナマイト”というあだ名が付いたほどに強烈なパワーと美しさのあるダンスは、今やJAZZを超えた彼女にしかできない独自のスタイルに進化し、多くの人を虜にしている。
World Of Dance World Finals 2年連続優勝
JAPAN DANCE DELIGHT FINALIST
安室奈美恵 Show time Music Video出演
中国人気テレビ番組 “这!就是街舞 Street Dance Of China” 出演
渋谷109 学割キャンペーン イメージビジュアル
TBS番組 駆け込みドクター 出演
眠眠打破 CM出演
CHIKA Instagram @chika_pyoko
「这!就是街舞 Street Dance Of China」に出演し、帰国後2022年2月に撮ったインタビューも見てね
http://bijotodance.com/chika/
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