歩くダイナマイトと呼ばれ、鋭いキレ・緩急を操る世界的フィメールダンサーCHIKA
World Of Dance World Finals 優勝、JAPAN DANCE DELIGHT FINLISTはじめ、数々のコンテストで優秀な経歴を持ち、近年では中国人気テレビ番組 “这!就是街舞 Street Dance Of China” の出演で海外からも多くの支持を得ているダンサーCHIKAのJAZZFUNK BOX vol.2出演が決定! 今回はそんな世界で活躍する彼女のダンススタイル確立の経緯やソロショーを作る際のポイントなどを聞いた。海外情報も盛りだくさん。世界に挑戦したいダンサーは必見のインタビューをぜひチェックしてほしい。
Q、現在のスタイルに至った経緯を教えてください。
小さい頃は地元神奈川県のスタジオで色々なジャンルを習っていたのですが、JAZZはずっと苦手でした。当時JAZZのレッスンは受けたくないと思っていたので、母が気にして“JAZZだけでもしっかりしたレッスンを受けさせるぞ!“という感じで東京にJAZZのクラスを受けに行かされていましたね。でもそこでRuuさんのレッスンを初めて受けて、自分が今まで知っていたものとは違うスタイルのJAZZに出会い、どんどん楽しくなりました。JAZZが自分の中のメインジャンルになったきっかけですね。その後もJAZZをやりながらも他のジャンルにも興味があったので、並行しながらやっていて、いつの間にかいろんなジャンルがミックスされて、今のダンススタイルになったと思います。
Q、JAZZFUNKの魅力を教えてください。
全てがキラキラしているイメージ。踊ってる人はみんな楽しそうだし、追及しやすい。憧れも持ちやすいですよね。自分のキラキラした部分とか、普段は自分に自信が持てない人でも、JAZZFUNKを踊ってる時間だけでも自信を持てるジャンルだなって感じています。親しみやすいというか、入りやすいところも魅力。今はいろんなアーティストさんも踊っていると思いますし、知名度も高いと思います。
Q、今まで影響を受けたダンサーはいますか?
自分のダンス人生の中で色々な方にインスピレーションは受けていますが、中でも影響力が大きいのは先生であるRuuさんとMIZUEさんです。他でいうと最初Instagramを見て衝撃を受けたRoyal Family Dance CrewのメンバーのKirsten Dodger。その方のバイブスは本当に衝撃だったので、自分の中にも取り入れていますね。
Q、世界で活躍するために必要なスキルは?
これは間違いなく“臨機応変に動ける人・人間力”。ダンスに関わる部分でもそうですし、それ以外でも。自分が今までやってきたことを絶対に崩さないぞって意気込んで行ってしまうと多分、終わります。求められていることだったり、与えられている時間の中でいつだって自分の120%を出せるポテンシャルと臨機応変に動ける人間力やタフさが1番必要かな。ついこの間も香港でジャッジムーブをしたんですけど、ジャッジが終わって、まだジャッジシート書いてる時に舞台袖に行くように指示され、袖に着いた頃には自分の音源が流れているからそのままオンステみたいな感じでした(笑)。ストレッチする時間さえないみたいなことが普通なので、本当は危ないですけど、ストレッチをしなくても“私ストレッチしないと出られないんで”とかではなく、 “やるしかねえ”っていうタフさも必要ですかね。
Q、日本と海外でJAZZFUNKを踊る人たちの違いはありますか?
ロサンゼルスに行った時、1番違いを感じたのはファッションでした。レッスンでも受けてる人も日本とは全然違くて、露出も多かったですね。ファッションから滲み出る自信というか、さっき話したキラキラした感じがファッションからも滲み出ているなと感じました。あとは、日本でもそうですけど、ロサンゼルスでも一概にJAZZFUNKって表記で行ったら先生ごとに全然違います。結構HIPHOP寄りのものもあれば、裸足で踊るものもあるし、皆さんが1番想像するJAZZFUNKのスタイルもあるという感じで、JAZZFUNKという同じ表記といえど違うなって思ったのはありますね。ちなみに中国ではJAZZFUNKという表記は見たことないです。見た感じだと日本でいうJAZZFUNKなんですけど、表記としてはJAZZ HIPHOPとかGirls Styleとかが中国は多いかなと思います。中国でもJAZZFUNKっぽい人口が増えていて、今どの国でもすごくきているジャンルの1個になっていますね。
Q、D.LEAGUEでI’moonとしての活動が始まった感想を教えてください。
私たちI’moonはメンバーが14名いて、半分が今年から加入した新メンバー、半分が以前から活動していた既存のメンバーで構成されています。その元からいた7名に思うことは“メンタルが強い”ということ。忍耐力、精神力が本当に強いです。D.LEAGUE入るとスケジュールも大幅に増えるし変わるし、新しく入ったメンバーが疲れてちょっと休憩している間も、元からいた7人は平気な顔をして練習していたり、活動したりしているところにD.LEAGUE内の強さを感じたというか。他のチームへも思うんですけど、数年間この生活を続けてきた人たちは相当人間力が上がるようなハードスケジュールと内容なのでプロダンスリーグっていう名前の通り、すごくプロフェッショナルな世界だなということを感じています。
Q、JUZZFUNK BOXでのソロショーケースはどんなものになる予定ですか?
みんなを巻き込んでいきたいですね。それがいつもの私のソロショーのスタイルっていうか。自己中心的な見せるっていうスタイルではなくてみんなも気持ちが一緒になれるような。1人対大勢ですけどそれが平等になるバイブスに自分も上がって周りも引っ張ってというショーにしたいです。もちろん自分の色とか好きなスタイルとか、自分のダンスはしつつも、JAZZFUNK BOXはすごく盛り上がるイベントだと聞いているので、そこを巻き込んでいくショーを作りたいと思ってます。
Q、ソロで踊る機会が多くあると思うのですが、ソロでの作品作りで気にしていることやポイントがあれば教えてください。
そのイベントの主催の方や周辺の方々、色や場所、オーディエンスの雰囲気をイメージして作りますね。音の聴こえ具合もホールなのかクラブなのか、外なのか中なのかでも変わってくるので、どれくらいお客さんが入るのかも全部イメージして、その上でどうやったら私が言った目標“皆さんを巻き込む”がどういう方法、スタイルのダンス、どういう作品の流れでいったらできるのかなっていうのをすごく考えています。自分で練習するときも1人じゃないみたいに決め込んで練習してイメージして、「絶対ここで沸かせられるな」っていう想像をしつつ、ソロショーは作っています。
今回インタビューした時のフル映像はこちら↓
JAZZFUNK BOX vol.2は2023年11月18日開催!
場所は前回同様、渋谷のclub HARLEM。
今回JAZZFUNK BOX初出演CHIKA。観る人を巻き込むダンスでさらに会場の熱が上がること間違いなし!ぜひその目で、パッション溢れる熱いダンスを目撃してほしい。
JAZZ FUNK BOX 公式Instagram @jazzfunkbox
CHIKA プロフィール
World Of Dance World Finals 2年連続優勝や JAPAN DANCE DELIGHT FINALISTなど国内外で数多くの実績を残す実力派フィメールダンサー。 歩くダイナマイトというあだ名が付いたほどに強烈なパワーと美しさのあるダンスは、今やJAZZを超えた彼女にしかできない独自のスタイルに進化し、多くの人を虜にしている。
<経歴>
World Of Dance World Finals 2年連続優勝
JAPAN DANCE DELIGHT FINALIST
安室奈美恵 Show time Music Video出演
中国人気テレビ番組 “这!就是街舞 Street Dance Of China” 出演
渋谷109 学割キャンペーン イメージビジュアル
TBS番組 駆け込みドクター 出演 眠眠打破 CM出演
CHIKA Instagram @chika_pyoko
JAZZFUNK BOX Presents Special WS
JAZZFUNK BOX vol.2に出演するゲスタオダンサーたちのワークショップが開催される!
この貴重な機会にダンスを体感し、そしてダンスステージも見に行こう!
CHIKA WSは、
2023.10.12. thu
17:30-19:30
studio arty 中野
http://bijotodance.com/chika_ws/
この記事へのコメントはありません。